品目の選び方/2026-09-07
非常食の選び方:加熱不要・アレルギー対応・美味しさで選ぶ
非常食はカロリーだけで選ぶと食べられません。水なし・加熱なしで食べられるもの、子どもや高齢者向けの選び方を解説します。
非常食は「食べられるか」で選ぶ
非常食を選ぶときに多い失敗は、カロリーと保存年数だけで選び、いざ食べたら「まずくて食べられない」「水がなくて戻せない」「子どもが食べない」となることです。非常時は食欲そのものが落ちます。普段の食事に近く、無理なく食べられることが最優先です。
3つの条件で選ぶ
1. 水なし・加熱なしで食べられるものを1日分
断水・停電の初日は、カセットコンロがあっても水が惜しく、落ち着いて調理できません。そのまま食べられるものを最低1日分(1人3食)用意します。
- 缶入りパン、長期保存のパン
- ようかん、ビスケット、クラッカー、栄養補助食品
- 缶詰(ツナ、サバ味噌煮、焼き鳥、フルーツ)
- レトルトのおかゆ・カレー(常温でも食べられるタイプ)
2. 残りは主食+おかず+汁物で組む
2日目以降は、水とカセットコンロで調理できる前提で組みます。
- 主食:アルファ米(水で60分、お湯で15分)、パックご飯(湯せんまたは電子レンジ)、パスタ、そうめん
- おかず:レトルトカレー・丼の具・煮物、缶詰
- 汁物:フリーズドライの味噌汁・スープ。塩分と水分を同時にとれる
3. 家族全員が食べられるか
- アレルギー:特定原材料不使用のシリーズがあります。家族にアレルギーがあれば、その人の分は必ず対応品を。
- 高齢者:やわらかいおかゆ・雑炊タイプ、噛みやすいもの。義歯の方は硬いクラッカーが食べにくい。
- 乳幼児:離乳食のレトルト、液体ミルク。普段食べているものと同じ銘柄を多めに。
- 持病:糖尿病・腎臓病などで食事制限があれば、主治医に非常時の食事を相談しておく。
保存年数はどう考えるか
5年保存が主流です。7年・10年保存は割高で、10年後に食べる自信がある人は少ないはずです。半年ごとに期限を確認する習慣があるなら、3年保存や普段の食品を回すローリングストックのほうが安く、味の失敗もありません。手間をかけたくないなら5年保存のセットを「触らない備蓄」として置きます。
買う前に「試食」する
セットで箱買いする前に、単品を1つずつ買って家族で食べてみてください。味の好み、戻す時間、必要な水の量、ゴミの量がわかります。「これは無理」というものは備蓄から外します。
必要量
1人1日3食 × 人数 × 日数。
- 2人・3日分:18食
- 4人・7日分:84食(このうち12食はそのまま食べられるもの)
7日分をすべて非常食で揃えると数万円になります。3日分を非常食セット、残りをローリングストックで組むと費用を抑えられます。
あると助かる周辺の物
- 紙皿・紙コップ・割り箸・スプーン(洗い物をなくす)
- ラップ(皿に敷いて使えば洗わずに済む)
- カセットコンロとボンベ
- ふりかけ・調味料(同じ味が続く苦痛を減らす)
- 甘いもの(気力の維持に効く。子どもにも)
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世帯人数・日数から食料の必要数を計算するには、防災備蓄診断を使ってください。カセットコンロの有無も加味します。
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非常食セット 3日分
アルファ米 12食
カセットコンロ+ボンベセット
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