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防災備蓄診断

品目の選び方/2026-09-07

携帯トイレの選び方とおすすめ:必要回数の計算と失敗しないポイント

携帯トイレは「何回分必要か」を知らずに買うと足りません。凝固剤タイプの選び方、必要回数の計算、保管方法をまとめました。

なぜ携帯トイレが「最優先」なのか

断水すると、水洗トイレは流せません。排泄は我慢できないため、水や食料より先に困るのがトイレです。過去の震災では、トイレを避けるために水分を控えて体調を崩す人が多く出ました。にもかかわらず、携帯トイレの備蓄率は他の品目より低いのが実情です。

必要回数の計算

1人1日5回 × 人数 × 日数が目安です。

| 世帯 | 3日分 | 7日分 | |---|---|---| | 1人 | 15回分 | 35回分 | | 2人 | 30回分 | 70回分 | | 4人 | 60回分 | 140回分 |

市販の「防災セット」に入っている携帯トイレは3〜10回分が多く、1人1日分にも足りません。セットを持っている人も、回数を確認して買い足してください。

マンション高層階では、排水管の点検が終わるまでトイレを流せない期間が長引くことがあります。1.5倍を目安に多めに備えます。

タイプ別の選び方

凝固剤タイプ(おすすめ)

便座に袋をかぶせ、用を足したあと凝固剤(高分子ポリマー)をふりかけて固めます。

  • 家のトイレをそのまま使えるので心理的な負担が少ない
  • 50回分・100回分の大容量パックがあり、1回あたり50〜100円と安い
  • 袋と凝固剤が別々のものは、どちらかを切らすと使えない。セットになっているものを選ぶ

吸水シートタイプ

袋の底にシートが貼ってあり、凝固剤をふりかける手間がありません。子どもや高齢者でも失敗しにくい反面、1回あたりの単価は高めです。

簡易便座つき

便座そのものが壊れた場合や、避難所・車中泊で使う場合に。段ボール製の組み立て式もあります。在宅避難が前提ならなくても大丈夫です。

選ぶときのチェックポイント

  1. 凝固剤の消臭・抗菌機能:使用後の袋は回収まで数日〜数週間、家に置くことになります。臭い対策があると安心です。
  2. 袋の厚さ・遮光性:中身が見えない黒や不透明の袋を。薄いと破れます。
  3. 保存期間:凝固剤は10〜15年保存できるものが主流です。
  4. 処理袋・保管容器:使用済みの袋を入れる、ふた付きのゴミ箱やバケツを決めておきます。
  5. 1回分ずつ個包装か:外出用・車載用には個包装が便利。家用は大容量パックで十分です。

事前にやっておくこと

  • 一度使ってみる。手順を知らないと、暗い中で初めて使うことになります。
  • ペーパー・ウェットティッシュ・手指消毒もトイレの数量に合わせて用意する。
  • 自治体のゴミ回収ルールを確認する。災害時の使用済み携帯トイレは「燃えるゴミ」扱いの自治体が多いですが、回収再開までは自宅保管です。

数量を自動で計算する

世帯人数・日数・住まいのタイプから携帯トイレの必要回数を計算するには、防災備蓄診断を使ってください。高層階の割り増しも含めて数量を出します。

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