開成町の家庭の防災
開成町で想定されている災害と、家で備える量の目安、使える補助金をまとめています。想定の値は、開成町の地域防災計画と神奈川県の被害想定から、同じ運営者の防災経営で確かめたものです(2026-09-26確認)。
家でまずすること
- 1. 自宅の場所が、浸水や土砂災害の区域に入るかを確かめる(下の「自宅の場所で確かめる」)
- 2. 家族の人数から、水・食料・トイレの備えの量を決める(無料の診断)
- 3. 家具の固定や感震ブレーカーなど、開成町と県の補助金が使えるかを確かめる
開成町で想定されている災害
全壊(大正型関東地震・冬18時)
1,860棟
くわしく
重複を考慮した値。半壊1,360棟(県 令和7年調査)。町の地域防災計画が使う県の平成25〜26年度調査では全壊2,530棟
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.10、開成町地域防災計画 第1編 p.22
停電(大正型関東地震・冬18時)
14,110軒
くわしく
県 令和7年調査。神奈川県西部地震では60軒。町の計画(平成25〜26年度調査)では12,300軒
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.67、開成町地域防災計画 第1編 p.22
酒匂川の想定最大規模の降雨
530mm(24時間総雨量)
くわしく
要定川は336mm、仙了川は344mm。足柄上商工会と4町の事業継続力強化支援計画は、想定最大降雨時には町の半分が浸水すると想定されるとしている
出典:開成町地域防災計画 第4編 p.321、事業継続力強化支援計画 別表1 PDF p.6
富士山噴火の降灰
30〜50cm
くわしく
町の富士山火山避難計画(令和5年6月)による町の降灰堆積深の予想。同計画の表1は、宝永噴火規模で30〜60cmの堆積としている。降雨時に30cm以上積もると木造家屋が倒壊する可能性があるとされる
出典:開成町富士山火山避難計画 p.3・p.5・p.44
溶岩流の到達(大規模噴火・町北端)
5日と8時間
くわしく
噴火からの予想到達時間。町役場は11日と8時間、町南端は17日と5時間。中規模噴火では町北端に17日で到達し、町役場・町南端には到達しない
出典:開成町富士山火山避難計画 表2 p.4
災害の種類ごとの想定
地震
町の計画は県の平成25〜26年度調査の11の地震を挙げ、町の被害が最も大きいのは大正型関東地震としている。町付近の断層は、塩沢断層帯・平山-松田北断層帯・国府津-松田断層帯に分けて長期評価が行われている。町の地盤はほぼ全域が締まった砂礫層で強い揺れを起こしにくいとされる一方、大規模な盛土の箇所では揺れが大きくなりやすい
出典:開成町地域防災計画 第1編 p.11・p.17・p.18〜23
地震
液状化の危険性は全体として小さいとされるが、町最北部(南足柄市境)と酒匂川沿い(水辺スポーツ公園付近)は可能性が高いとされている。盛土地では局所的に液状化が起きる可能性がある
出典:開成町地域防災計画 第1編 p.17、第2編 p.54
洪水・内水・高潮
酒匂川(24時間総雨量530mm)、要定川(336mm)、仙了川(344mm)の想定最大規模の降雨で浸水想定区域があり、町のハザードマップには洞川(340mm)・狩川(364mm)の想定も重ねて載っている。酒匂川沿いには河岸侵食による家屋倒壊等氾濫想定区域がある
出典:開成町地域防災計画 第4編 p.321、開成町洪水ハザードマップ(令和4年7月一部修正)
洪水・内水・高潮
町内を流れる農業用の水路は幅0.5〜2m・深さ1m未満のものが多く、道路沿いや民家の間を流れるため、局所的な床下浸水や道路冠水の危険性がある。町の洪水ハザードマップは内水氾濫を考慮しておらず、内水の浸水想定区域図はない
出典:開成町地域防災計画 第1編 p.17、開成町「開成町洪水ハザードマップで洪水に備えましょう!」
土砂災害
県の土砂災害警戒区域等告示図書(開成町)の表は「小計 0箇所」で、町内に土砂災害警戒区域・特別警戒区域はない
出典:神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(開成町)
富士山の噴火・降灰
町の富士山火山避難計画は、降灰堆積深を30〜50cmと予想し、大規模噴火では溶岩流が町全域に到達する可能性があるとしている。降灰後の土石流が酒匂川をせき止めると、町の広い範囲で氾濫が起きるおそれがある
出典:開成町富士山火山避難計画 p.3〜5、開成町「富士山ハザードマップが改定されました」
停電
県の令和7年調査では、大正型関東地震で停電14,110軒(冬18時)。富士山の降灰では、降雨時に碍子の絶縁が下がって停電が起きる可能性がある
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.67、開成町富士山火山避難計画 p.44
出典の「計画」は開成町地域防災計画(本編・資料・様式編)(開成町防災会議、令和4年3月改訂)です。
値は、防災経営の開成町のページ(2026-09-26確認、2026-10-12に写した)と同じです。市町村全体の想定なので、自宅の場所の想定は、下の「自宅の場所で確かめる」で確かめてください。
家で備える量
水・食料・トイレの量は、家族の人数と住まいで変わります。停電や断水が続く想定もあるので、無料の診断で、足りないものを数量つきで確かめてください。
開成町で使える防災の補助金
- 開成町非常用持出袋普及促進補助金開成町・防災用品の購入・確認日 2026-09-23
自宅の場所で確かめる
- 住所から自然災害リスクを調べる浸水の深さ・津波・土砂・揺れやすさ
- 開成町洪水ハザードマップで洪水に備えましょう!表・裏のPDF(平成31年2月発行、令和4年7月一部修正)。紙のマップは役場庁舎2階の地域防災課で配布
- 洪水浸水想定区域(神奈川県)
- 富士山火山防災マップ(神奈川県)
- ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
- 開成町地域防災計画(本編・資料・様式編)開成町防災会議・令和4年3月改訂
- 開成町富士山火山避難計画開成町・令和5年6月
お勤め先の事業所の備えは
開成町の事業所向けの想定と備えは、同じ運営者の防災経営の開成町のページにまとめています。