鎌倉市の家庭の防災
鎌倉市で想定されている災害と、家で備える量の目安、使える補助金をまとめています。想定の値は、鎌倉市の地域防災計画と神奈川県の被害想定から、同じ運営者の防災経営で確かめたものです(2026-10-03確認)。
家でまずすること
- 1. 自宅の場所が、浸水や土砂災害の区域に入るかを確かめる(下の「自宅の場所で確かめる」)
- 2. 家族の人数から、水・食料・トイレの備えの量を決める(無料の診断)
- 3. 家具の固定や感震ブレーカーなど、鎌倉市と県の補助金が使えるかを確かめる
鎌倉市で想定されている災害
最大津波高さ
14.5m
くわしく
T.P.(東京湾平均海面)からの高さ。最大波の到達は10分(相模トラフ沿いの海溝型地震 西側モデル)。市の計画では鎌倉海岸(七里ガ浜地区)の値
出典:神奈川県「津波浸水想定について(解説)」表1 p.14、鎌倉市地域防災計画 総則-17
全壊(大正型関東地震・冬18時)
11,570棟
くわしく
半壊12,720棟(県 令和7年調査)。市の計画(平成27年3月の県調査)では全壊13,400棟
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.10、地域防災計画 総則-16
観光客の帰宅困難者(直後)
32,760人
くわしく
県 令和7年調査。どの地震でも同じ値。ほかに通勤・通学者12,760人。市の計画(平成27年の県調査)では帰宅困難者11,810人
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51、地域防災計画 総則-16
断水(大正型関東地震・1日後)
128,830人
くわしく
直後133,290人、4日後127,340人、30日後30,200人。復旧完了は50日後(県 令和7年調査)
出典:神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.60
土砂災害警戒区域
474区域
くわしく
急傾斜地の崩壊409・土石流65。ほかに隣接市区にまたがり、相手側の番号で載る急傾斜地の区域が20(令和8年5月29日現在)
出典:神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(鎌倉市)
想定されている地震と、鎌倉市の震度
| 地震 | 震度 |
|---|---|
| 大正型関東地震(Mw8.2) | 震度7 |
| 三浦半島断層群の地震(Mw7.0) | 震度6強 |
| 都心南部直下地震(Mw7.3) | 震度6弱 |
| 東海地震(Mw8.0) | 震度5強 |
| 南海トラフ巨大地震(Mw9.0) | 震度5強 |
| 神奈川県西部地震(Mw6.7) | 震度5弱 |
| 元禄型関東地震(Mw8.5) | 震度7 |
| 相模トラフ沿いの最大クラスの地震(Mw8.7) | 震度7 |
出典:鎌倉市地域防災計画 総則-16「本市における最大震度」(平成27年3月の神奈川県地震被害想定調査による)。計画には最大震度だけが載っているため、幅ではなく最大の値を示す
災害の種類ごとの想定
地震
市の計画の想定(平成27年3月の県調査)では、市内の最大震度は大正型関東地震で7、三浦半島断層群の地震で6強、都心南部直下地震で6弱
出典:地域防災計画 総則-16
津波
県の津波浸水想定では、最大津波高さT.P.14.5m、最大波の到達10分(相模トラフ沿いの海溝型地震 西側モデル)。最大浸水面積は2.9km²(中央モデル)。南海トラフ巨大地震の最大津波高さは10m(内閣府)。津波災害警戒区域は未指定
出典:神奈川県「津波浸水想定について(解説)」表1 p.14・表3 p.27、地域防災計画 総則-17〜18、県「津波災害警戒区域の指定について」
洪水・内水・高潮
柏尾川など境川水系(24時間雨量632mm)、神戸川(309mm)、滑川水系(309mm)の洪水浸水想定区域がある。柏尾川・神戸川・滑川の県管理区間は水防法にもとづく区域で、ほかの区間は市独自の調査
出典:鎌倉市洪水ハザードマップ(令和5年3月改定)
洪水・内水・高潮
下水道などで雨水を排水できない場合の雨水出水(内水)浸水想定区域がある。想定は総雨量383.5mm、ピーク時の1時間153.0mm
出典:鎌倉市内水ハザードマップ(令和7年3月作成)
洪水・内水・高潮
由比ガ浜・材木座、長谷・坂ノ下・稲村ガ崎、腰越・七里ガ浜の沿岸に、想定最大規模の高潮による浸水想定区域がある
出典:鎌倉市高潮ハザードマップ(令和4年8月作成)
土砂災害
土砂災害警戒区域474区域(急傾斜地の崩壊409・土石流65)。ほかに隣接市区にまたがる区域が20
出典:神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(鎌倉市、令和8年5月29日現在)
富士山の噴火・降灰
富士山の大規模な噴火が発生した場合、市の一部で10〜30cmの降灰の堆積が想定されている
出典:地域防災計画 総則-22
停電
市の計画の想定では、8つの地震のいずれでも停電125,950軒。県の令和7年調査では、大正型関東地震で71,540軒(冬18時)
出典:地域防災計画 総則-16、神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.67
出典の「計画」は鎌倉市地域防災計画(総則編・第1編 地震・津波災害対策〜第4編 復旧・復興対策)(鎌倉市防災会議、令和6年3月)です。
値は、防災経営の鎌倉市のページ(2026-10-03確認、2026-10-12に写した)と同じです。市町村全体の想定なので、自宅の場所の想定は、下の「自宅の場所で確かめる」で確かめてください。
家で備える量
水・食料・トイレの量は、家族の人数と住まいで変わります。停電や断水が続く想定もあるので、無料の診断で、足りないものを数量つきで確かめてください。
鎌倉市で使える防災の補助金
- 鎌倉市防災ベッド等設置事業費補助金鎌倉市・耐震シェルター・防災ベッド・確認日 2026-09-22
- 危険ブロック塀等の除却費補助鎌倉市・ブロック塀の除却・確認日 2026-09-23
自宅の場所で確かめる
- 住所から自然災害リスクを調べる浸水の深さ・津波・土砂・揺れやすさ
- 鎌倉市防災情報マップ(かまくらわが街マップ)・各種ハザードマップ津波・地震・洪水・内水・高潮・土砂災害・やさしいハザードマップの入口
- かまくらわが街マップハザードマップの縮尺では見にくいときに使う地図
- 神奈川県土砂災害情報ポータル
- ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
- 鎌倉市地域防災計画(総則編・第1編 地震・津波災害対策〜第4編 復旧・復興対策)鎌倉市防災会議・令和6年3月
お勤め先の事業所の備えは
鎌倉市の事業所向けの想定と備えは、同じ運営者の防災経営の鎌倉市のページにまとめています。